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合成樹脂系塗料の大別

当社で塗装できる塗料の種類を下に示します。

 1 アルキド樹脂塗料

 アルキド樹脂ワニスは常温から140℃程度の「焼き付け型」まであります。光沢・硬度・付着性・対候性・作業性がワニスより優れている。

 2 アミノアルキド樹脂塗料

 プチル化した尿素樹脂やメラミン樹脂のアミノ樹脂とアルキド樹脂を混合したワニスがベースとなっている。アミノ樹脂量の多いものをメラミン樹脂塗料という。焼き付け型アミノアルキド樹脂塗料(メラミン樹脂塗料)は、光沢・硬度・対候性に優れている。

 3 フェノール樹脂塗料

 アルコール可溶性のものは、電気絶縁塗料がある。油溶性のものは鉄骨や橋梁のさび止めや下地塗装に利用されている。

 4 エポキシ樹脂塗料

 アミン類やポリアミド樹脂を硬化剤とした二液型は常温乾燥、焼き付け乾燥共に可能です。光沢や付着性は良。対候性はチョーキング傾向。フェノール樹脂を配合した焼き付け型は200℃30分で焼き付けると、硬度・付着性が優れる。耐薬品性がよいので耐食性塗料や下地塗料に用いられる。メラミン樹脂は尿素樹脂より相浴性が劣る。エポキシ樹脂エステル系は光沢・硬度・付着性・耐久性に優れる。しかし、耐溶剤性は劣る。

 5 ポリウレタン樹脂塗料

 主に木工用として使用される。アクリルポリオール配合による対候性塗料などにより金属にも用いられる。

 6 不飽和ポリエステル樹脂塗料

 持ち性が良く、中塗りに利用される場合が多い。耐薬品性、光沢性、透明性、深み感がある硬い塗膜。塗装時にピンホール、タレ、ユズ肌等を起こしやすい。

 7 アクリル樹脂塗料

 熱可塑性のアクリルラッカーと熱硬化性焼き付け型アクリル樹脂塗料がある。肉持ち性が良く、硬度・光沢・対候性・耐薬品性が優れ、高級金属用塗料として用いられている。

 8 ビニル樹脂塗料

 塗膜は耐水性・耐薬品性に優れタンク内面塗装や防錆塗料に用いられる。ビニルゾル系塗料は塩化ビニルの粉末を可塑剤に分散したものと、さらに浴剤を加えたものがある。140℃で30分加熱すると柔軟性・耐薬品性のある塗膜が得られる。軟性であるため曲げ加工される鉄材の防錆やガラスの破損防止に用いられる。

 9 シリコン樹脂塗料

 ケイ素を含むので、耐熱塗料として、ストーブ等の熱機材やエンジン部品の用いられる。エポキシ樹脂・ アクリル樹脂・ウレタン樹脂で変性されたものは、耐熱性や対応性を向上させる。

10 フッ素樹脂塗料

 フッ素樹脂塗料には、PTFE系・FEP系・複合系・変性塗料がある。
 PTFE系塗料は連続使用耐熱温度260℃を有している。非粘着性・低摩擦特性が優れている。熱溶融粘度が高いためピンホールが発生しやすいので、耐食性は低い。
 FEP系塗料は連続使用耐熱温度204℃で、耐薬品性・耐食性・非粘着性に優れ、ピンホールの少ない皮膜。
 PFA系塗料は連続使用耐熱温度260℃を有している。熱溶融粘度が低いためにピンホールの少ない皮膜。非粘着性・耐薬品性・物理特性に優れ、高温での耐食用として用いられる。
 PTFE/PFA複合塗料はPTFEの固体潤滑性とPFAの物理的強度により、耐ひっかき性・耐摩耗性・非粘着性がある。
 変性塗料は密着性・耐摩耗性・ピンホールの少ない皮膜が得られる。
 フッ素樹脂塗料の特性は、非粘着性・耐薬品性・耐食性・潤滑性・耐摩耗性・耐熱性・耐寒性・不燃性・超対候性・防汚性・遮熱性・電気特性が良いなどの特性がある。用途は、一般部品から航空宇宙産業機器に至る。

11 水系塗料

 塗料形態から水溶液型とディスパーション型、エマルジョン型に大別できる。

12 紛体塗料

 溶剤を必要としない、環境対応型の塗料。原料は樹脂・顔料・添加剤である。
 熱可塑性と熱硬化性に大別される。
 熱可塑性は塗装・加熱時には化学反応を起こさない。再加熱すると再溶解する性質で、厚膜の保護機能を得やすい。熱硬化性は加熱時に化学反応を起こし強固な被膜が得られ、再溶解はしない。

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